Sep 03, 2009
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20日午前2時25分ごろ、熊本県山鹿市熊入町、無職、長瀬弘さん(77)方から出火。木造2階建て住宅延べ約200平方メートルを全焼し、焼け跡から性別不明の3遺体が見つかった。一家4人のうち長瀬さんの妻由伊子さん(74)は無事だったが、長瀬さんと長男幸広さん(48)、三男弘文さん(37)の3人と連絡がつかず、県警山鹿署が遺体の身元確認を急いでいる。
同署などによると、1階で寝ていた由伊子さんが火災報知機で火事に気付き隣で寝ていた長瀬さんと、1階の別室で寝ていた弘文さんに出火を知らせて外に出た。幸広さんは2階にいたという。
隣家の女性(80)は「由伊子さんが『119番してください』と切羽詰まった様子で玄関をたたく音で目が覚めた。開けると既に長瀬さん方が炎に包まれていて、通報して慌てて逃げた。仲の良い一家だった」と驚いた様子。近くの男性は「駆けつけたら炎が家全体に回っていた。家の前に由伊子さんがぼうぜんと座り込んでいた。弘さんは町内活動をよくしていた」と話していた。
現場は山鹿市役所の北西約1キロの国道3号沿いの田園地帯。【澤本麻里子】
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福島県警は、福島第一原発から半径20キロの避難指示区域内に18日まで63世帯がとどまっていたことを明らかにした。
発表によると、県警は区域が設定された後の3月29日から4月18日まで区域内の世帯を戸別訪問して確認した。県警は早期の避難を呼びかけている。
福島第1原発事故の影響で全域が「計画的避難区域」に指定される見通しの福島県飯舘(いいたて)村の小中学校と幼稚園で20日、始業式があり、震災発生から約40日ぶりに村の児童生徒たちが校舎で顔を合わせた。21日から隣接する川俣町の学校などに通うことになり、村での新学期はこの日だけ。「みんなでまた、村の校舎に集まりたい」との声が漏れた。
村唯一の中学校である飯舘中(遠藤和雄校長)は震災で人的被害はなかったが、翌日から休校した。これまでに原発事故による避難や親の失職で175人の生徒のうち、29人が転校した。転校のあいさつで「お世話になりました」と頭を下げる生徒たちの手を、教師たちは涙をこらえて握りしめたという。
慣れ親しんだ校舎とのお別れにもなった、この日の始業式。3年生の菅野(かんの)夏美さん(14)は「幼なじみが休校中に転校したと今日聞いた。でも、また会えると思うし、村の校舎にも戻ってきたい」と少し寂しげに語った。遠藤校長は「転校した生徒は家族と話し合い、悩み抜いて決断したはず。彼らの思いを胸に残った子たちと再出発する」と誓った。
村教委によると、村には他に小学校3校に約250人、二つの幼稚園に約80人がおり、21日からスクールバスで川俣町に間借りした施設に通う。
計画的避難区域に正式に指定されると、1カ月をめどに全村避難を始めることになるが、村民の移転先は決まっていない。村教委は「1学期は川俣町の学校に通うにせよ、移転先次第では別の地域の学校に移ることになるかもしれない」という。【古関俊樹、松谷譲二】
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民主党の桜井充財務副大臣(参院宮城)は20日午前、野党議員が18日の参院予算委員会で菅直人首相の退陣を求めたことについて、国会内で記者団に「そういう感じを持つのは当然だ」と述べた。閣内から退陣容認論が出た形で、首相の求心力は一段と低下しそうだ。
桜井氏は、参院予算委で首相が野党の指摘に反論を繰り返したことに関し、「人としてどうか。建設的意見まで突っぱねる必要はない」と厳しく批判した。
桜井氏は19日付の自身のメールマガジンでも、「首相を交代させろという声が出てくるのは当然」と強調。震災対応の会議が乱立していることについて「目的や権限を具体的に議論していない組織だけを増やしているから混乱し、十分に機能しない」とし、「基本的な動作ができていないことが民主党政権の問題だ」と断じた。
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